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LCC初体験!JetStarに乗ってみた(成田空港 – 新千歳空港)

2012年7月に就航したJetstar。ちょうど1年がたちました。
少し時間を遡って、4月に突然乗る機会があったのでレポートします。

実家が北海道なゆえ、ちょっと帰ろうにもなかなか帰れない。
安いチケットをとっても往復3万円は越えてしまう。

安くすませられるのなら安くしたい。

じゃあLCCしかないでしょう。

とその前にLCCって何の略ですか?

LCCとは?

low cost carrier

そのまんま。格安航空会社って意味です。

国内線は3キャリア。
ジェットスター・ジャパンエアアジア・ジャパンピーチ・アビエーション

安い運賃でやっていけるの?って疑問が出てきますが、完璧なコスト削減でそれを実現可能にしています。

サービスの有料化
飲み物、受託手荷物、座席指定、など何にでもお金がかかる。用は電車と同じで乗車賃なんですね。その他のことは有料ですよと。せっかく運賃を抑えたのに受託手荷物がたくさんあって料金を取られるようじゃ本末転倒になってしまいます。

人件費削減
JALが倒産したときにパイロットを中途採用するなど、育成コスト削減や、キャビンアテンダントのマルチタスク化で人件費を削減している。

運行コスト削減
同一機体(ジェットスタージャパンの場合はエアバスA320-200型機のみ)を使用し、整備やパイロットの技術負担を減らす。

航空券販売コスト
代理店を使わず、ネット販売がメイン。

もちろんいいことばかりではありません。コスト削減したことによる反発もあります。
欠航・トラブル時など振替輸送やホテルの手配もしてくれません。折り返し運転がほとんどなので少しでも到着時刻が遅れると、次の便の出発時刻がその分遅くなる。
最終便に至ってはフライトできないことも。。。

こういったリスクもあることを前提に、既存の航空会社にするかLCCにするか決めたらいいと思います。

それでは予約してみましょう

http://www.jetstar.com/jp/ja/home

予約はネットで簡単に。出発地と到着地、日程を選んで検索。

便を選んだら、あとはオプションを付けるかどうか。
ちなみに最初の料金は純粋な運賃のみのStarterです。
Starterに含まれるのは運賃と総重量10Kg以下の手荷物。
機内持込手荷物サイズは、
H56cm x W36cm x D23cm
もしくは
H114cm x W60cm x D 11cm
と小型品(座席の下に収まるサイズ)。

キャンセルによる払い戻しは不可。差額を支払って便の変更は可能。
荷物を預けるのも機内の飲み物もすべて有料になります。

もちろんStarterだけでもいいのですが、事前に座席指定はしておきたいので、オプションをつけたい。

オプションは2種類、Plus bundleとMax bundle。
Plus Bundleは氏名・日時の変更が無料、事前座席予約、500円分の機内バウチャー、次回の割引クーポン(後日メールできます)。
座席予約できるけど、少し足元が広い席なんかは+500円で選択可能。

Max Bundleはキャンセルによる払い戻しも可能になるけど、料金もグンと上がってしまいます。

ということでオプションはPlas bundleがベター。プラス990円。

往路、復路ともに選択して座席指定、料金支払いなどを済ませましょう。

次はチェックインです。

チェックインもネットで出来るから(出発予定時刻の48時間前から60分前まで)、簡単。あとは搭乗券をプリントアウトして空港に行くだけ。

出発当日。いざ札幌へ

そしてフライト当日。
成田空港駅に到着。羽田空港と違うところは国内線に乗るのに身分証のチェックがあります。
逆に羽田空港の国際線には身分証チェックありません。。Why ?

国内線出発はこちら

空港入口からかなり歩かされます。ここがLCCのデメリット部分でしょう。とにかく遠い。

さあ2階に上がって来ましたよ。

Jetstar の自動チェックインはここ。

わたくしはネットでチェックインしてきたので、ここはスルー。

手荷物検査を終えて中に入りました。それでは搭乗ゲートまで移動しましょう。

まだまだ進みますよ。

長い廊下だな、おい。

ゲートに着いたかと思ったら、今度はここから飛行機までバスで移動。

空港内をバスで移動するのグランド・セフト・オート以来だ(ゲームやん)。

いよいよ搭乗です。
こうやって直接乗り込むのはお偉いさんだけかと思ってたけど、コストを下げるとこういうことが出来るんですね。意外にうれしい。
しかし雨じゃなくてよかった。。

座席は横6列。

そんなに狭くない。ブーちゃんでなければ余裕です。

機内誌もヘッドホンも何もありません。1時間弱でついてしまうので、いらないですけどね。

横を見ると、、、こんな感じ。

オプション追加でPlus bundleを付けたので、500円分の機内バウチャー付き。
しかし500円で買えるものがほとんどないという。。。

このジェットスタークッキーとコーヒーのセットがジャスト500円だったのでこれにしました。
コーヒーおかわり自由です。

山形あたりかな。

コーヒーで一息。一杯だけおかわりした所で、

もう札幌に着いちゃいました。

さすが北海道。いまだに水曜どうでしょうの広告がビシッとあります。

実家に少しだけ帰って、おもにラーメンを食べてました。
そしてあっという間に帰る日に。

帰りは思いのほか時間がなく、おみやげ買う暇もなく搭乗口へ。
中に少しくらい買う所くらいあるだろうと高をくくっていたら見事に何もなかった。。。。。

みなさんおみやげは早めに買いましょうね。

帰りはスカイライナーに乗りました。

貸切状態で上野までGO!
1時間弱で上野に到着。スカイライナーはやいっす。

まとめ

今回の費用は、

往路5,372円
復路6,515円
運賃および各種税金2,673円
予約手数料400円
飛行機代14,960円

それと成田までの電車賃
往路1,000円(普通列車)
復路2,400円(スカイライナー)

実家に泊まったから宿代はゼロ。

合計18,360円

直前予約でこの価格であればかなりお得です。
事前に予約できるのであればもっと運賃が安いはずです。
最低価格:4,590円(成田空港 – 新千歳空港)

成田空港までかなり遠いイメージがありますが、そんなでもありませんでした。

東京都内の西側に住んでいたら別ですけど、京成線の近くに住んでる場合、成田行くのも羽田行くのもそう時間は変わらない。

例えば、
上野から成田空港まで、普通列車で1時間23分(1,000円)。
スカイライナーに乗れば49分で着いちゃいます(2,400円)。

そして上野から羽田空港まで41分(630円)。

まぁ体感的に羽田の方がかなり近いイメージがありますが、上野駅出発だとあまり大差はないようです。

今回の初体験でかなり気に入りました、ジェットスター。
飛行時間の長い国際線は考えものですが、3時間以内のフライトだったらまったく問題ないのではないでしょうか。
6月から四国・松山行きも就航したので、今度は道後温泉にでも行ってみようかな。

フラッと気軽に旅に行ける価格帯になりましたね。
みなさんもこの機会にLCC初体験してみてはどうでしょうか?